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庭作り・庭風景

 2009年に念願の戸建住宅を購入しました。決め手は日当たりの良い南向き敷地で、南側に庭があり、子供が安心して遊んだり通学したりできる静かな環境にあることでした。そして園芸生活が始まりました。
 35歳の今(2009年時点)から庭作りをコツコツとやっていったら、定年になる頃にはそこそこの庭になっているんじゃないだろうかと思うと夢が膨らみました。バラの庭、ハーブの庭、雑木の庭、芝生の庭、イメージは膨らみます。子供の成長と合わせて庭も育っていくので、その年ごろ毎に楽しめる庭であるとなおいいなと思いました。そこでどんな庭にしたいかを考えました。
 @小さな子供がいるので楽しく遊べるように芝生が欲しい。
 A子供と一緒にイチゴやベリーを摘んだりして楽しみたい。
 B適度な木陰を作ってくれる木が欲しい。
 Cバラは外せない。
 D香りのある庭がいい
一方、年配の方々とお話をしていると、『若い頃はあれこれ育てたくて木でも何でも植えたんだけど年をとったら剪定もなかなか大変で結局切ってしまった・・・。』なんてお話を伺うことがちょこちょこありましたもので、あんまり大きくなる木はやめておこうとか、芝は西洋芝か高麗芝かとか、ベリーは赤か黒か黄色か?など、夫婦でワイワイガヤガヤと決めていきました。基本方針は
 芝生の周りを花壇にして、いかにもという感じの花壇花壇した花壇をめぐらせず、芝との境界もあいまいといった感じの、宿根草中心にハーブやバラ、ライラックなどを植えた素朴な庭(ナチュラルガーデン?)にしようということになりました。なにか漠然とした目標なのですが、意見を調整しながらだとそんなものでしょう(笑)

8月の芝生   開墾が終わって一番最初にとりかかったのが芝です。芝は高麗芝にしました。十分に地ならしして平らにしたつもりでしたが、その後デコボコになりました。ただ、少しづつ目土を入れていく過程でだんだんと平らになり、少しはさまになるようになりました。芝生はよく手入れが大変のようにいわれますが、個人的にはさほど苦になりません。夏場は週に一回芝刈り、草むしりは月一くらいにしっかりやれば後は気付いた時に都度とる程度です。コガネムシの幼虫にさえ気を付ければ病虫害も少なくどちらかというと手のかからない植物のような気がします。芝はいいです。寝転がったり裸足で歩くと何とも良い気持ちです。 

 Schneewittchen Climbing(Iceberg climbing)
 芝が張り終わると、楽しみにしていた花壇の整備に入りました。木の系統は育てばその下にも花を植えられるので、木の選定を急ぎました。まずはバラです。いかにもという感じではあるのですが、バラはやはり庭には欠かせないだろうと植えました。新苗の小さな株でしたが二年でこの通りです。やはりバラが咲くとちがいます。まさしく庭!これぞ園芸(笑)!新苗から育てたバラが満開になった時の歓びに勝る歓びが、他にどれぐらいあるものでしょうか?
 このバラ:ツル・アイスバーグは非常に強いです。私のところではチュウレンジバチの食害さえ気を付ければどんどん成長してくれます。
 下の庭に下りる階段入口にアーチを設置し、そこに誘引しています。アーチの反対側にはクレマチス・モンタナ ピンクパーフェクションを植えました。上手く白とピンクの競演になってくれるといいなと思います。
Schneewittchen(Iceberg) Climbing 

ライラック   バラに続いて購入したライラック。ライラックは資料によって2〜3m程度とあったり4〜6mとあったりします、うちのはどうなるか気になるところですが、ちょっとした日陰を作る程度の4m位までにしていただけるとありがたいです。
 ライラックの花は非常に良い香りです。ジャスミンほど激烈でなく、フワ〜っとほどよく香ります。馥郁とした香りというのでしょうか?花の時期には風向きでこの花が香って優雅に庭作業が出来ます。葉の色も濃すぎず、葉の密度も適度で庭に明るい日陰を作ってくれますので、首都圏の庭サイズにはうってつけのように思います。 

 エキアセアはハーブの本で見て一目惚れした植物でした。ハーブでは珍しい存在感ある大きな花が咲きます。株高1mほどになり艶やかな花は庭を彩ってくれます。しかも花期が非常に長いのです。春先から晩秋まで、次々と花が咲き続けてくれます。
 最初、種から苗を作るのにちょっと苦戦しましたが、根付くと非常に強い宿根草で、株分けで増やせます。初年度はロゼットのみで冬に地上部を枯らしますが翌春から爆発的に伸びます。庭の一角にまとめて植えると実に見栄えのするポイントを作れます。私の家では病虫害も出たことがなく、全く手のかからない植物です。
 このハーブには抗ウイルス作用があって風邪の予防などにも効果的なハーブとのことです。元来はその成分が強い根を採取して使うそうですが、一応全草に薬効はあるということで私はハーブティーとして利用しています。お勧めのハーブです。乾燥した花の種の部分と花の裏側のトゲトゲは、非常に尖っていて強く握ると刺さりますのでご注意を。
エキナセア・プルプレア 

Papaver orientale 'Princesse Louise'    Papaver orientale 'Princesse Louise'
  オリエンタルポピー・プリンセス ルイーズ、一名:オニゲシ。草丈1m。花径10cm〜20cm。
 ターシャ・チューダーの庭の写真集のなかで、彼女の庭に咲き誇るオニゲシの写真にすっかり魅了されてしまい植えました。なかなか種が売っていず、ネットでフランスの輸入種を買って育てました。
 本当に花が大きい。見事です。しかし自分の庭に咲いてみて気付きましたが、これはもっと大きな庭でないとひき立てられない・・・。なにかこう、一点豪華主義みたいなそんな感じになってしまいました。しかししっかりと根付いてくれて強い宿根草ぶりを発揮してくれています。根は直根性で小さな苗のうちから非常に長く深い根をはります。植替えは困難なので直蒔きか早めの植え替えをしましょう。
 ヨトウムシはこの花ビラが好きなようで、よく食害してくれます。朝になり明るくなると花の中に隠れたりしていることがあるので驚かされないように気をつけましょう。

 新島の軽石【抗火石】で作ったロッケリー。
 カレル・チャペックは【園芸家12ヶ月】の中で、『ロックガーデンを作りたまえ!』といっています。出来たばかりのロックガーデンを、『頭の中に描いたローマンチックな山脈とは、どう見てもちがった、ただのひと山の石くずに過ぎないことを発見する。』と書いていましたがまさにその通り。しかしその後『1年たたないうちにそれらの石が、いちめんにきれいなみどりのクッションでおおわれ、その中に小さい花がキラキラかがやく、世にも美しい花壇にかわる。』とも書かれていました。まさしくその通り。ロックガーデンを作りましょう。
ロッケリー 

アネモネ   アネモネ
 アネモネはお勧めの球根です。小さなたまねぎの様な形をした球根をちょっと植えるだけで次々と大きな花が咲いてくれます。小さな球根で実にエネルギッシュです。個人的にはチューリップよりも頼りになる存在だと思っています。地上が終わったあと、何も無くなったその土になにか植えようとスコップを入れたら球根を一刀両断…なんてこともこの小さな球根のアネモネではあまり起きないのです。1月末ごろから4月中ごろまで約3ヶ月、次々と咲いて庭を彩ってくれます。

 スイートマルベリーとストロベリー・アレキサンドリア
 以前に友人にもらったスイートマルベリーの鉢植えを庭に地植えしましたら伸びる伸びる!そして鉢植え時代の3倍以上の大きな実を大量に付けてくれています。赤いのはワイルドストロベリー・アレキサンドリア。庭のあちこちに生えています。こぼれ種でどんどん殖えます。
 ブルーベリーも植えはしたのですがこちらは成長がゆっくりで、まだちょっとしか採れません。今のところ我が家で沢山採れるベリーは写真の2種とブラックベリーです。
スイートマルベリーとストロベリーアレキサンドリア 

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